原子力規制委員会
掲載日:2021年8月5日
関西電力(株)から大飯発電所3号機で発生した循環水管からの海水漏えいについて報告を受理
原子力規制委員会は、令和3年8月5日、関西電力株式会社(以下「関西電力」という。)より、大飯発電所3号機における循環水管からの海水漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告を受けました。
発生報告
1.報告内容
令和3年8月4日、関西電力から大飯発電所3号機において、定格熱出力一定運転中のところ循環水管からの海水漏れが生じ、循環水ポンプ1台を停止したことに伴い、5パーセントを超える発電用原子炉の出力変化が生じたことから、令和3年8月5日、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告を受けました。
関西電力から受けた報告の概要は別紙のとおりです。
2.原子力規制委員会の対応
本件について、現地の原子力検査官が現場で環境への影響がないことを確認しています。
今後、関西電力が行う原因究明及び再発防止策について、確認していきます。
3.別紙
- 令和3年08月05日
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《別紙》関西電力からの報告の概要【PDF: 173KB】
原因と対策
1.報告内容
令和3年8月10日、関西電力から、大飯発電所3号機における循環水管からの海水漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づき、原因と対策に係る報告書の提出を受けました。
令和3年8月13日、関西電力から、大飯発電所3号機における循環水管からの海水漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づき、原因と対策に係る報告書(補正)の提出を受けました。
今後、報告を受けた内容を確認し、評価を行う予定です。
2.別紙
お問い合わせ先
原子力規制庁
原子力規制部 検査グループ 安全規制管理官(実用炉監視担当):武山 松次
担当:髙須
原子力規制部 検査グループ 安全規制管理官(実用炉監視担当):武山 松次
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電話(直通)03-5114-2262
原子力規制庁
長官官房 総務課 事故対処室 室長:金子 真幸
担当:髙橋
長官官房 総務課 事故対処室 室長:金子 真幸
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電話(直通)03-5114-2121