運搬に関する安全規制 運搬物確認の実施状況
輸送物は、その中に収納される核燃料の放射能および濃度などによりIP型、L型、A型、B型に区分され、このうち、運搬物確認の対象となる輸送物の範囲が決められています。
確認対象の輸送物については、通常時、事故時の条件における技術基準に基づき、下記の安全機能の確認が行われています。
- 未臨界性の確保
- 放射性物質の閉じ込め(密封)
- 放射線遮へい
- 収納物が発生する熱の除去(除熱)
この結果、技術基準に適合したと認められた場合には、運搬物確認証が交付されます。
資料:(PDFファイル)
- 輸送物の分類と運搬物確認対象範囲【PDF:374KB】
- 輸送容器の安全性確認方法<B型:核分裂性輸送物の場合>【PDF:216KB】
(出典:(財)日本原子力文化振振興財団「原子力」図面集)