原子力の安全規制 概要
核原料物質、核燃料物質及び原子炉による災害を防止し、原子炉(実用発電用原子炉、研究開発段階炉、試験研究炉等)の設置・運転等、核燃料物質に係る製錬、加工、貯蔵、再処理又は廃棄の事業及び核燃料物質又は核原料物質の使用といった原子力利用における安全の確保を図るため、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(略称:原子炉等規制法。昭和32年法律第166号)」に基づいて、原子力の安全規制が行われています。
原子力規制庁では、原子炉等規制法に基づき、これらの原子力利用について、事業者からの許可申請等の審査や、原子力施設の検査等の安全規制業務を行っています。
また、東京電力福島第一原子力発電所については、災害への応急措置後も特別な管理が必要な施設として、原子炉等規制法に基づき特定原子力施設に指定し、事業者の廃炉活動の規制を行うとともに、福島第一原子力発電所事故の継続的な分析を実施しています。
原子力発電所に係る法規制体系