アイバ産業(株)から放射性同位元素の所在不明について報告を受理
原子力規制委員会は、令和2年11月30日、アイバ産業株式会社(以下「アイバ産業」という。)から放射性同位元素の所在不明について、放射性同位元素等の規制に関する法律第31条の2の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告を受けました。
発生報告
1.報告内容
令和2年11月30日、アイバ産業より、密封線源(セシウム137)を内蔵したポータブルレベルメータが所在不明となったことから、放射性同位元素等の規制に関する法律第31条の2の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告を受けました。
アイバ産業からの報告の概要は別紙のとおりです。
(注)ポータブルレベルメータ
消火用ハロゲンガス等のボンベの液面測定のために使用する機器
2.所在不明の放射性同位元素
密封線源(セシウム137)1個(1個当たり3.7メガベクレル) 〈別添図参照〉
3.原子力規制委員会の対応
アイバ産業に対し、当該ポータブルレベルメータの捜索を行うよう指示するとともに、今後、アイバ産業が行う原因究明及び再発防止策について確認していきます。
なお、当該ポータブルレベルメータを発見された方は、直接触れずに、最寄りの警察署又は以下の電話番号に御連絡ください。
・アイバ産業 保守部 電話:03-3980-2951
・原子力規制庁 長官官房 総務課 事故対処室 電話:03-5114-2121
4.別紙
- 令和2年11月30日
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〈別添図〉所在不明となったものと同型のポータブルレベルメータ【PDF: 76KB】
- 令和2年11月30日
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〈別紙〉アイバ産業株式会社からの報告の概要【PDF: 41KB】
経過報告
1.報告内容
令和2年12月10日、アイバ産業から、放射性同位元素の所在不明について、放射性同位元素等の規制に関する法律第31条の2の規定に基づき、事故故障等の状況及びそれに対する処置に係る報告書の提出を受けました。
今後、アイバ産業が行う原因究明及び再発防止策について確認していきます。
2.別紙
原因と対策
1.報告内容
令和3年5月7日、アイバ産業から、放射性同位元素の所在不明について、放射性同位元素等の規制に関する法律第31条の2の規定に基づき、原因と対策に係る報告書の提出を受けました。
今後、報告を受けた内容を確認し、評価を行う予定です。
2.別紙
評価
お問い合わせ先
長官官房 放射線防護グループ 安全規制管理官(放射線規制担当):宮本 久
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電話(直通)03-5114-2155
長官官房 総務課 事故対処室 室長:金子 真幸
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電話(直通)03-5114-2121