原子力規制委員会
掲載日:2017年8月10日
原子燃料工業(株)から熊取事業所第二加工棟における酸化ウラン粉末の漏えいについて報告を受理
原子力規制委員会は、本日(10日)、原子燃料工業株式会社から、同社熊取事業所の第二加工棟(管理区域)におけるウラン粉末の漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく報告を受けました。
本事象の発生に伴う作業員の被ばく及び外部への放射性物質の影響はありません。
1.原子燃料工業(株)からの報告内容
本日(10日)、原子燃料工業株式会社熊取事業所の第二加工棟第2‐2混合室(管理区域)において、ウラン粉末が漏えいした。回収したウラン粉末に含まれる放射能量は、3.7×10の5乗ベクレルを超えると判断したことから、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づく報告事象と判断した旨の報告がありました。
また、本事象の発生に伴う作業員の被ばく及び外部への放射性物質の影響は確認されていません。
原子燃料工業株式会社から受けた報告の概要は別紙の通りです。
2.原子力規制委員会の対応
本件については、現地の保安検査官が本日(10日)、現場にて漏えいしたウラン粉末が回収されていること及び環境への影響がないことを確認しています。
今後、原子燃料工業株式会社が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。
お問い合わせ先
原子力規制庁
総務課事故対処室
総務課事故対処室
室長 村田 真一
担当:鈴木、水野
電話(直通):03-5114-2121
電話(代表):03-3581-3352
担当:鈴木、水野
電話(直通):03-5114-2121
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