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使用済燃料等の輸送・貯蔵の分野における最新解析手法に係る評価手法の研究(令和2年度~令和5年度)

研究概要

研究課題

使用済燃料等の輸送・貯蔵の分野の許認可で使用される遮蔽解析技術は近年、最新解析手法に基づく解析コードの活用が進んでいます。審査では解析コードの妥当性及び解析結果の信頼性を適切かつ迅速に評価することが重要であり、このために必要な知見を蓄積することが研究課題となっています。

研究項目

本プロジェクトは、最新の遮蔽解析手法であるモンテカルロ法に基づく解析コードを主要な対象と位置づけ、(1)対象コードの妥当性を評価するV&V手法(※1)及び(2)対象コードによる解析結果の信頼性を評価する手法について研究を行います。

※1(V&V手法):解析コードのコンピュータプログラムや使用データ等に内在する不確かさを定量化することにより、解析コードの予測性能を評価する手法。

研究内容

(1)では、研究対象に特化した内容のV&V手法について有識者会合による検討を進めるとともに、解析コードの内部プログラムの検証作業や、解析結果と比較するための妥当性確認実験(図1、2)等の実施をとおして知見を収集し、対象解析コードに対するV&V手法の方法論を確立します。

妥当性確認実験(1)(中性子透過線量の測定)の画像
図1 妥当性確認実験(1)(中性子透過線量の測定)

妥当性確認実験(2)(二次ガンマ線透過線量の測定)の画像
図2 妥当性確認実験(2)(二次ガンマ線透過線量の測定)

(2)では、先行研究例(※2)を参照しつつ有識者会合による検討を進めるとともに、解析コードによる感度解析等を通して信頼性を評価するための解析結果例の整備等を実施し、評価手法を確立します。

※2(先行研究例):日本原子力学会「モンテカルロ法による放射性物質輸送容器の遮蔽安全評価手法の高度化 平成23年度報告書」平成24年3月

成果の活用先

これらの研究で得られた成果は、使用済燃料等の輸送・貯蔵の分野に関する審査の中で活用が期待されます。また、将来的には他分野への応用も期待できます。

上記のより詳しい内容については、研究計画をご覧ください。

研究計画

令和5年度安全研究計画【PDF:15.4MB】
(110~112ページ)

安全研究成果報告

プロジェクト終了後に掲載予定

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