放射能測定法シリーズNo.2放射性ストロンチウム分析法、No.25放射性炭素分析法及びNo.26ヨウ素-129分析法の改訂のお知らせ
令和7年06月27日
- No.2放射性ストロンチウム分析法(AN-Sr)
本マニュアルは、原子力施設の環境放射線モニタリング等のための分析法であり、環境影響評価上重要なSr-90及びSr-89の定量法を定めたものです。分離精製法として、イオン交換法(Sr-90,Sr-89)、発煙硝酸法(Sr-90,Sr-89)、シュウ酸塩法(Sr-90)の3法から選択でき、放射能は、低バックグラウンドβ線測定装置を用いて測定します。 - No.25放射性炭素分析法(AN-C)
分析する核種はC-14です。二酸化炭素吸収法またはベンゼン合成法により測定試料を調製し、放射能を低バックグラウンド液体シンチレーション測定装置により測定します。炭素は人体構成の主要元素であるため、C-14は被ばく線量を評価する上で重要です。 - No.26ヨウ素-129分析法(AN-I129)
分析操作の比較的簡単な放射化学分析法(I-129を分離精製した後、I-129のβ線あるいはγ線を測定)、総合モニタリング計画に示されている海域モニタリングで研究機関が実施しているトリプル四重極誘導結合プラズマ質量分析法、そして様々な調査研究目的で研究機関が環境試料に適用している加速器質量分析法があり、目的に応じて選択できます。
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