平成30年10月12日放送分の「おはよう日本(NHK)」での報道について
平成30年10月16日
原子力規制庁
平成30年10月12日の「おはよう日本」(7時台)において、モニタリングポスト撤去(リアルタイム線量測定システムの配置見直し)に関する報道がありました。
この中では、「(リアルタイム線量測定システムの)撤去の後、国は分析のため行政機関の敷地の一角に設置した別の機器(可搬型モニタリングポスト)で観測を続けるとしています。そこには一般の人向けのデジタル表示はありませんが、結果を10分おきにホームページに公表しているため十分だとしています。」と報道されていますが、事実関係は以下のとおりです。
事実関係
1. 映像で「一般向けデジタルなし」として放映された可搬型モニタリングポストの撮影場所をNHKに問い合わせたところ、福島県伊達市小国地区との回答がありました。同地区には2台の可搬型モニタリングポストがありますが、この2台には、一般の方が確認可能なデジタル表示機構(表示値の単位:μGy/hなど)があります。
2. 福島県内に設置している可搬型モニタリングポスト(平成30年7月2日現在576台)について、一般の方が確認可能なデジタル表示機構の設置の有無は次のとおりです。
- 表示機構のあるポスト
- 556台
- 表示機構のないポスト
- 20台
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監視情報課
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