日本原子力研究開発機構に核燃料サイクル工学研究所の計量管理規定の変更を認可

　原子力規制委員会は、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構から令和5年1月18日付けで申請された核燃料サイクル工学研究所の計量管理規定の認可申請について審査したところ、国際規制物資の適正な計量及び管理を確保するために十分でないと認めるときに該当しないと認められるため、令和5年3月10日付けで認可しました。

原子炉等規制法第61条の8第1項の規定に基づく計量管理規定の変更認可の申請

《変更の内容》
●工程洗浄の進捗に伴う変更
再処理廃止措置技術開発センターで実施する工程洗浄（プルトニウム溶液の集約・廃棄）において、使用済燃料処理時のプルトニウム製品溶液とは異なる低濃度のプルトニウム溶液を取扱うため、核燃料物質の代表的形態、低濃度溶液の分析手法及び計量槽の校正方法を追加

●組織改正に伴う計量管理組織の変更
プルトニウム燃料技術開発センターにおいて、環境管理課と環境技術課が削除され新たに統合した環境技術開発課を追加

• 計量管理規定変更認可書(原規放発第2303104号)【PDF： 47KB】
• 審査書

（注）関係資料は、準備が整い次第掲載します。