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原子力規制委員会
最終更新日:2024年12月2日

原子力規制委員会行政職員(技術系)の公募

原子力検査官

業務内容

原子力検査官は、原子炉等規制法に基づき、原子力事業者等が行う安全活動を監視するための原子力規制検査を行います。原子力規制検査は、原子力施設の特徴及び原子力安全に対する重要度に応じて、原子力事業者等が行う安全活動に立ち会い、原子力事業者等の職員へ質問し、必要に応じて記録等を調査することにより、原子力施設の安全が十分確保されているかどうかについて監視を行います。
原子力規制検査を実施するためには、高度な専門的知識と実務経験が求められることから、採用された後、原子力検査資格を取得した後に、原子力検査官として任用されます。
原子力検査官は、役割に応じて以下の3つの官職に分かれます。

  1. (1)原子力運転検査官
    原子力施設が所在する地域の原子力規制事務所に常駐する原子力検査官です。
    原子力運転検査官は、日常的に原子力施設に立ち入り、原子力施設の巡視、原子力事業者等の社内会議への同席、原子力事業者等の職員への質問、点検記録等の情報の閲覧等を行うことにより、現場の実態を直接確認することで、原子力事業者等が行う安全活動を監視します。
    現場の最前線で検査等を行い、原子力安全を直接的に監視する重要な役割を担います。
  2. (2)原子力専門検査官
    主として本庁に勤務し、検査計画に基づき各地の原子力施設に出張し、特定の分野について専門的視点から検査をする原子力検査官です。
    原子力専門検査官は、設計管理、運転管理、保守管理、火災防護、放射線防護、品質保証等について専門的知見や経験を有した原子力検査官で、特定の検査対象について専門のチームを編成した上で検査を行います。原子力安全に関する特定分野の技術的な妥当性について監視する重要な役割を担います。
  3. (3)監視指導官
    主として本庁に勤務し、効果的な原子力規制検査が実施されるよう、原子力施設に常駐する原子力運転検査官に対し指導を行う職務であり、主に原子力検査資格を有する職員が担当します。また、原子力運転検査官からの日々の報告及び法令に基づく原子力事業者等からの報告に対して、科学的・技術的な観点から原子力安全への影響を評価し、原子力事業者等に対して必要な規制措置を実施します。
    監視指導官は、原子力運転検査官から報告される様々な情報を元に、原子力運転検査官に指示を出し、時には自ら原子力事業者等の意見を聴取しながら、原子力事業者等の安全活動を俯瞰的に監視する重要な役割を担います。
  4. (4)検査監視官
    主として、本庁に勤務し、原子力規制検査に係る各種法令及び規程、原子力規制検査業務システム等、検査に必要なインフラについて整備し、制度の運用に合わせて改善します。また、リスク情報を活用するためのPRAモデルの適切性確認や、検査指摘事項があった場合、所定のガイドに従った重要度評価及び深刻度評価を支援します。

求める人材

  • 原子力関連施設等(発電プラント、化学プラントその他プラント施設を含む。)の機械設計、構造設計、耐震設計、制御システムに関する分野
  • 原子力関連施設等(発電プラント、化学プラントその他プラント施設を含む。)の保全・検査に関する分野
  • 品質保証・品質管理に関する分野
  • リスク情報の活用に関する分野(特に、以下の経験を有する者)
    • -確率論的リスク評価(内部事象レベル1又は2、地震・津波PRA,火災溢水PRAなど)のモデル構築経験
    • -確率論的リスク評価による原子力発電所のリスク評価経験(上記PRAモデルを使用した評価、共通要因故障分析など)
    • -主に原子力発電所を対象とした国内外のトラブルなどの運転経験に関する情報、調査、分析の経験(国際原子力機関IAEA、OECD/NEAなどの国際機関における会議参加等の実務経験があれば尚可)
  • 原子炉の運転管理・計測制御に関する分野
  • 原子炉の核設計・燃料設計・熱水力設計・臨界実験解析に関する分野

参考

  1. 原子力規制検査の概要
  2. 原子力規制検査に関する文書
  3. 原子力規制検査に係る公開会議
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