日本原子力発電株式会社東海第二発電所において、核物質防護規定遵守義務違反が認められましたので、同社を注意するとともに、同種事案の再発防止を求めました。

原子力規制委員会は、日本原子力発電株式会社からの申告により、同社東海第二発電所において、周辺防護区域の一部区間のセンサ（１種類）を機能停止していたにもかかわらず、復帰させる際の機能確認を行わず、かつ、約半年間に渡って停止中に行うべき代替措置を実施していなかったことを確認しましたので、同社を注意するとともに、同様の事案が再発することのないよう求めました。