第44回日本原子力学会熱流動部会優秀講演賞を受賞
令和8年10月14日
令和8年9月10日に開催された第44回日本原子力学会熱流動部会部会賞の贈呈式において、技術基盤グループシビアアクシデント研究部門の関根将史副主任技術研究調査官が優秀講演賞を受賞しました。
関根副主任技術研究調査官は、これまで原子炉システム解析コードを用いた最適評価に関する研究に精力的に取り組んできました。その一環として、建替原子炉を対象に、新たな設備や技術の導入を踏まえた事故時の重要現象の分析に関する研究成果について、小城副主任技術研究調査官、菊池技術研究調査官及び金子主任技術研究調査官との連名によりシリーズ発表を行いました。今回の受賞は、これらの研究成果及び発表内容が高く評価されたものです。
なお、今回受賞した日本原子力学会熱流動部会優秀講演賞は、日本原子力学会が主催する講演会等における熱流動分野の優れた口頭発表に対して授与されるものです。
受賞者
技術基盤グループ
シビアアクシデント研究部門
副主任技術研究調査官
関根 将史(せきね まさし)
発表内容
建替原子炉の新技術を踏まえた事故時の重要現象 (1) 非常用炉心冷却系のシステム構成変更による事故時のプラント挙動への影響
発表内容の概要
建替原子炉の候補の一つであるSRZ-1200では、既設PWRプラントからの設計変更がいくつか検討されている。そのうち、高性能蓄圧タンクの導入を含む非常用炉心冷却系(ECCS)のシステム構成変更に着目し、これらの変更が事故時のプラント挙動に及ぼす影響について分析を進めている。
今回受賞した講演では、原子炉システム解析コードTRACEを用いて、高性能蓄圧タンクの導入を含むECCSのシステム構成変更をモデル化し、事故時の燃料被覆管温度等に及ぼす影響を分析した。本研究の成果は、新技術を導入したプラントの事故時挙動を評価する上で重要となる現象の把握・特定に貢献するとともに、安全評価手法の高度化に資するものである。
講演情報
[3C06]建替原子炉の新技術を踏まえた事故時の重要現象 | 2026年春の年会 | Confit
講演情報は上記リンクに掲載されております。
