第58回(2025年度)日本原子力学会賞(技術開発賞)を受賞

令和8年4月30日

STACY更新改造及び実験研究グループの画像

令和8年3月12日に日本原子力学会による第58回(2026年度)日本原子力学会賞贈呈式が、日本原子力学会2026年春の年会(熊本市)において開催され、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構STACY更新改造及び実験研究グループが技術開発賞を受賞しました。
技術開発賞は、原子力の平和的利用に資する技術開発のうち、長期的な取り組みや複数機関による共同プロジェクトなどを通じて得られた顕著な成果を対象として授与されるものであり、本件では、原子力規制庁の安全研究プロジェクト「東京電力福島第一原子力発電所燃料デブリの臨界評価手法の整備事業」(2014~2024年度)の一部として実施した「定常臨界実験装置STACYの更新及びSTACY臨界実験」が、技術開発において優れた成果を上げた点が高く評価され、受賞に至りました。

受賞者

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構STACY更新改造及び実験研究グループ

技術開発賞

臨界実験装置STACYの更新及び燃料デブリの臨界特性を明らかにする臨界実験の完遂

受賞概要

  • 新規制基準の施行のもと、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の研究部門と施設管理部門が一体となって、定常臨界実験装置STACYの設置変更と運転再開に取組み、わが国で唯一軽水炉体系が模擬出来る臨界実験装置を整備した。また、定常臨界実験装置STACYの整備をつうじて、東京電力福島第一原子力発電所の事故後に途絶えていた臨界実験技術の継承を行い、人的基盤の整備にも貢献した。
  • 定常臨界実験装置STACYを用いた臨界実験において、東京電力福島第一原子力発電所の燃料デブリの臨界特性を模擬するための方策を検討するとともに,燃料デブリの模擬に必要な機器類を準備して一連の臨界実験を完遂し、解析評価の妥当性確認と今後の課題抽出を完了した。

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