米国原子力学会 原子力臨界安全部会 最優秀論文賞を受賞
令和7年12月25日

令和7年11月12日に米国原子力学会 原子力臨界安全部会による最優秀論文賞の贈呈式が、米国原子力学会2025冬季会議(ワシントンD.C.)において開催され、技術基盤グループシステム安全研究部門の柴茂樹主任技術研究調査官が最優秀論文賞を受賞しました。
柴主任技術研究調査官が発表した擬似燃料デブリの臨界特性に対する臨界実験の模擬性に関する論文は、米国原子力学会原子力臨界安全部会より、国際臨界安全ベンチマーク評価プロジェクト(ICSBEP)のデータベースを活用した極めて優れた事例と評価されました。米国原子力学会臨界安全部会は、賞選考委員会規約に基づき、同論文に対して最優秀論文賞を授与することを決定し、今回の受賞となりました。
受賞者
技術基盤グループ
システム安全研究部門
主任技術研究調査官
柴 茂樹(しば しげき)
受賞論文
Similarity Evaluation of the STACY Core to Pseudo Fuel Debris Model
受賞論文の概要
- 福島第一原子力発電所の燃料デブリの臨界安全評価に使用する解析コード及び核データライブラリの妥当性を検討するため、燃料デブリの性状を模擬できるJAEA燃料サイクル安全工学研究施設臨界実験施設の定常臨界実験装置(STACY)更新炉を整備し、UO2燃料棒本数、水対燃料比、デブリ構造材模擬体の本数等の実験条件を変更して燃料デブリを模擬した臨界実験を実施しました。
- STACY更新炉臨界実験体系については、燃料デブリの臨界特性に対する模擬性が明らかでないため、擬似燃料デブリ体系との類似性評価指標を用いてSTACY更新炉臨界実験体系の評価を行いました。その結果、擬似燃料デブリ体系に対してSTACY臨界実験体系は高い類似性を有することが明らかになりました。







