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第31回日本原子力学会熱流動部会優秀講演賞を受賞

2019年9月12日

西村 健の画像

令和元年9月12日に富山大学五福キャンパスにおいて、第31回日本原子力学会熱流動部会部会賞の贈呈式が行われ、技術基盤グループシビアアクシデント研究部門の西村健技術研究調査官が優秀講演賞を受賞しました。
西村技術研究調査官は、これまでにシビアアクシデントの発生時に懸念される水素爆発等の影響を詳細に評価する手法に関して精力的に研究を進めてきました。
今回受賞した日本原子力学会熱流動部会優秀講演賞は、日本原子力学会が主催する行事における熱流動分野に関する優れた口頭発表に対して授与されるもので、改めて西村技術研究調査官の研究成果が評価されたことになります。

受賞者

技術基盤グループ
シビアアクシデント研究部門
技術研究調査官
西村健(にしむら・たけし)

受賞テーマ

東京電力福島第一原子力発電所4号機における水素爆発の感度解析(日本原子力学会2019年春の年会)

受賞研究の概要

今回の受賞研究の概要は、東京電力福島第一原子力発電所4号機の水素爆発を詳細に分析することを目的とし、解析コードによるパラメータサーベイを行い、着火位置の違いや初期乱流の有無が、火炎の伝播挙動、ひいては原子炉建屋の破壊にどのような影響の違いを生ずるかについて検討したものです。
この成果は、これまでの4号機の水素爆発の事故分析に加えて、爆発の詳細な経緯に関する検討に対して新たな視点を与えることとなり、今後の東京電力福島第一原子力発電所の事故分析に対しての貢献が期待されます。

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