緊急情報
24時間以内に緊急情報はありません。
更新する
情報提供
3日以内に情報提供はありません。
更新する

現在位置

  1. トップページ
  2. 原子力の規制
  3. 東京電力株式会社福島第一原子力発電所に対する取組
  4. 東京電力福島第一原子力発電所に対する取組 概要
  5. 東京電力株式会社「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の一部補正を受領しましたので公表します

東京電力株式会社「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の一部補正を受領しましたので公表します

平成25年4月15日
原子力規制委員会

原子力規制委員会は、平成24年11月7日に、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和32年法律第166号)第64条の2第1項の規定に基づき、東京電力株式会社福島第一原子力発電所に設置される原子炉施設を特定原子力施設に指定し、同法第64条の2第2項の規定に基づき東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)に対して「措置を講ずべき事項」を示し、実施計画を提出することを求めました。

4月12日に、前回(平成25年3月29日)の一部補正に続き、これまでの特定原子力施設監視・評価検討会等における議論を踏まえた実施計画の一部補正を東京電力から受領しましたので、公表します。

また、実施計画の内容を補足する資料として「設備の構造強度及び耐震性に係る補足説明」を受領していますので、あわせて公表いたします。

原子力規制委員会は、引き続き実施計画について、特定原子力施設監視・評価検討会等における検討結果を踏まえ、その内容を審査してまいります。

東京電力から提出を受けた実施計画の主な補正内容

1.「Ⅰ特定原子力施設の全体工程及びリスク評価」
(1)「1 全体工程」
  ○「1.1 1~4号機の工程」
   -「添付資料-4」として、放射性廃棄物に関する中長期的な保管計画を追加。
(2)「2 リスク評価」
  ○「2.3 特定原子力施設における主なリスク」
   -5・6号炉の炉心及び使用済燃料プールの燃料に係る記載を適正化

2.「Ⅱ特定原子力施設の設計、設備」のうち、「2 特定原子力施設の構造及び設備、工事の計画」
 ○「2.1 原子炉圧力容器・格納容器注水設備」について、
  -1~3号炉CST原子炉注水ラインの仕様に設計の進捗を反映
  -「添付資料-1」、「添付資料-5」、「添付資料-6」に1号炉原子炉給水系(FDW系)注水点の信頼性向上工事の設計内容を反映(FDW系取り合い部の図を修正)
 ○「2.5 汚染水処理設備等」
  -構造強度・耐震性評価の記載内容を補正
 ○「2.6 滞留水を貯留している(滞留している場合を含む)建屋」
  -「添付資料-11」として、建屋等内に滞留する滞留水の増加抑制及び滞留水漏えいリスク低減にかかる方針を追加
 ○「2.10 放射性固体廃棄物等の管理施設」
  -「添付資料-6」として、放射性固体廃棄物等の管理施設に係る確認項目を追加
 ○「2.11 使用済燃料プールからの燃料取り出し設備」
  -「添付資料-4-2別添-3」として、4号機燃料取り出し用カバーに係る確認事項を追加
  -「添付資料-4-2別添-4」として、3号機燃料取り出し用カバーに係る確認事項を追加
 ○「2.16 放射性液体廃棄物処理施設及び関連施設」
  -サンプルタンク及び処理済水移送ポンプの仕様、構造強度・耐震性評価を追記
  -放射性液体廃棄物処理施設及び関連施設の試験及び工事計画を更新
 ○「2.17 放射性固体廃棄物等の管理施設及び関連施設(雑固体廃棄物焼却設備)」
  -「添付資料-16」として、雑固体廃棄物焼却設備に係る確認事項を追加
  ○「2.32 電源系統設備」
  -「添付資料-4」について対象負荷及び負荷容量を見直し

3.「Ⅲ 特定原子力施設の保安」のうち、「第3編(保安に係る補足説明)」
○「1 運転管理に係る補足説明」に「1.1 巡視点検の考え方」及び「1.5 5・6号機 滞留水の影響を踏まえた
     設備の運転管理について」を追加
○「1.2 火災への対応」
 -林野火災の専門家からの指導概要を追記
 -防火帯の点検調査の時期の設定根拠を追記
 -発電所構内の破損車両を移動する区画について説明を追記
○「1.2 火災への対応」
 -林野火災の専門家からの指導概要を追記
 -防火帯の点検調査の時期の設定根拠を追記
 -発電所構内の破損車両を移動する区画について説明を追記
○「2.1 放射性廃棄物等の管理」
 -放射性廃棄物に関する中長期的な保管計画を追記
 -推定放出量のデータを最新化
○「2.2 線量評価」
 -気体廃棄物の線量評価について敷地境界における濃度及び実効線量のデータを最新化
 -液体廃棄物の線量評価の削除に伴い、被ばく経路の記載を削除
 -モニタリングポストのデータを最新化
 -敷地内各施設からの直接線からの直接線並びにスカイシャイン線による実効線量の記載を適正化

○「3.1 放射線防護及び管理」
-港湾内の海水の最新の状況を反映
○「4 保守管理に係る補足説明」に「4.2 5・6号機 滞留水の影響を踏まえた設備の保守管理について」を追加

4.「Ⅴ燃料デブリの取り出し・廃炉」
    ・「添付資料-2」の別添-2,3,4の概要図への主要寸法記入、バウンダリ範囲の明確化

5.その他、記載の適正化

別添

問い合わせ先

原子力規制庁

電話:03-3581-3352(代表)

東京電力福島第一原子力発電所事故対策室長 金城慎司

03-5114-2111(夜間直通)



ページ
トップへ