原子力規制委員会
最終更新日:2024年5月16日
官庁訪問体験記
官庁訪問で原子力規制庁を訪れた先輩職員の体験記を紹介しています。原子力規制庁へ官庁訪問をお考えの方は、ぜひご参考になさってください。
紹介内容
- 官庁訪問での訪問先
- 官庁訪問に向けて行った情報収集方法
- 官庁訪問で印象に残っていること、心がけたこと
- 学生等へのアドバイス・メッセージ
紹介職員一覧
- (1)総合職試験(院卒者試験:化学・生物・薬学) 総務課配属
- (2)一般職試験(大卒程度試験:化学) 核燃料施設審査部門配属
- (3)一般職試験(大卒程度試験:林学) 核燃料施設等監視部門配属
- (4)一般職試験(大卒程度試験:行政) 研究炉等審査部門配属
- (5)一般職試験(高卒者試験:事務) 人事課配属
(1)総合職試験(院卒者試験:化学・生物・薬学区分) 総務課配属
- 原子力規制庁、会計検査院、総務省、内閣府
- 人事院や各省庁のWebサイトの閲覧を通じて、情報を収集しました。
- 面接待機時間に他の参加者と、規制庁へ官庁訪問をしたきっかけや、訪問している省庁の面接時の質問内容・雰囲気などの情報交換から、大学で行っている研究まで、様々な話で盛り上がったことが印象に残っています。訪問している省庁の業務とは一見関わりのない、様々な背景を持つ参加者の人たちと話ができたことは、視野を広げるという観点で直後の面接等でも役立ち、また、周りの人と積極的に会話することを通じて、面接の前だからと気負うことなく、平常心を保てたと思います。
- 官庁訪問では、大学等で学んできたこと、あるいは力を入れて取り組んできたことについて、自信を持って伝えることが重要だと思います。 自分自身、大学での専門分野は、訪問した各省庁の業務とほとんど関わりのないものではありましたが、研究を通じて培ってきたこと、あるいは各省庁の業務に応用できることは何かを、面接官に自信を持って応答できた点は良かったと思っています。
(2)一般職試験(大卒程度試験:化学) 核燃料施設審査部門配属
- 原子力規制庁、警察庁、特許庁
- 人事院主催の合同説明会へ参加したり、別の説明会に参加した大学の同期に話を聞いたりして情報収集しました。
- 面接へ案内してくれた方が緊張をほぐすために雑談をしてくださったことが印象的でした。想定される質問への回答の準備はおおまかな方向性程度にとどめ、状況に合わせた柔軟な回答を心がけました。
- 試験対策に面接対策と準備することが多く、かつ長期戦になりますので、適度に息抜きをしながら体調に気をつけて臨んでください。皆さんの希望の進路に進めることを祈っております。
(3)一般職試験(大卒程度試験:林学) 核燃料施設等監視部門配属
- 原子力規制庁、植物防疫所(農林水産省)、林野庁
- HP、パンフレットのほか、人事院主催の説明会に参加しました。
- 技術系省庁ということや、原子力規制庁では珍しい「林学」区分からの志望だったこともあり、専攻や卒業論文の内容、それを踏まえた志望理由を明確に答えることを意識し、実際に何度も問われました。 また、1日に何度も面接を行うので、回数を重ねるごとに緊張感がほぐれ、自分が伝えたいことがスムーズに伝えられるようになる反面、長時間続くことから体力勝負だとも感じました。
- 現在、面接の対策等しているところかと思いますが、結局は諦めない気持ちが大切です。また、自分のやりたいことを深掘りして志望先を明確にすることも大事ですが、一見自分には関係のなさそうな分野にも目を向けることで様々な出会いや発見があり、就職活動の幅も広がります。体調管理も忘れずに、最後まで頑張ってください。
(4)一般職試験(大卒程度試験:行政) 研究炉等審査部門配属
- 原子力規制庁のみ
- 人事院主催の合同説明会や各省庁主催の説明会から情報収集を行いました。
- 多くの職員と面接をしたことが印象に残っています。各職員から業務に対する姿勢やキャリアパスについての話を伺う機会も多く、非常に有意義な場でした。 面接では、良い第一印象を持ってもらうため、明るい声と表情で挨拶することを意識しました。
- 私は当時、官庁訪問では面接をされる立場だと考え、質問を受けそうな話題に対する返答を準備して臨みましたが、実際の印象は、面接を通じて職員と業務内容や相性の相互確認をする場であったと考えます。入職後のミスマッチを減らすためにも官庁訪問では自然な会話を心がけていただくと良いと思います。
(5)一般職試験(高卒者試験:事務) 人事課配属
- 原子力規制庁のみ
- 原子力規制庁のホームページや専門学校の先生から情報を収集しました。
- 案内役の職員の方が積極的にコミュニケーションを取ってくださり、緊張せず面接に臨めました。 面接でも、面接官の方も、笑顔で接してくださり、終始話しやすい雰囲気を作ってくださったので、私も笑顔を絶やさずに話すことを意識し、落ち着いて自分の伝えたいことを話すことができました。
- この先長く続く社会人としての将来を決める大事な決断になるので、周りの意見に振り回されず、自分の素直な気持ちを大切にして頑張ってください。